キッチンシンク - ホーローの種類

キッチンシンクはKohler社のホーロー製シンクを選びましたが、その時ホーローについて調べました。
少し整理しておきたいと思います。

まず、ホーローとは何か、という話ですが、
「ガラス質の釉薬を、鉄やアルミなどの金属下地に高温で焼きつけたもの」だそうです。
鉄はガラスによってサビから守られ、ガラスは鉄によって強度が得られるということになります。

ホーローの特長は、
・錆びにくく、耐久性があること
・においがつきにくいこと
・肌触りがなめらかで、光沢があり、美しい色が出せること。またその色が変化しないこと
・表面が非常に硬いため手入れがしやすいこと
・保温性が高く耐熱性に優れていること

反面、表面がガラス質なので、ぶつけたり何かを落としたりというような強いショックを与えると、欠けてしまいます。また、表面のガラス層部分が欠けて中の下地金属が露出してしまうと、サビが発生する、というのが弱点と聞きました。

「ホーローはメーカーによる品質の差が大きい」とも、言われています。

今回の家づくりまで、ホーローって、下地に使われる金属はいくつかあるんだろうな、と想像はしていましたが、詳しく知りませんでした。

芯となる金属には、鋼板、アルミ、ステンレス、金、銀等が使われるそうですが、
水回り製品に使われるホーローは、「鉄板ホーロー」、「鋳物ホーロー」の2種類だそうです。

一口にホーローキッチンシンクといっても、種類の違いや品質の差があって、
だからあんなに金額も違うというわけです。

《鉄板ホーロー》
鉄の板にガラス質の釉薬を塗り、高温で焼き付けたものです。
釉薬に顔料を加えることで多彩な色彩を出すことが可能です。最近では、単色だけではなく、模様が入ったもの、つや消しタイプなど装飾性の高い製品も登場しています。
通常の鉄板厚は2mm弱程度です。

利点:安価で鋳物ホーローに比べ軽いため、運送が楽で施工が容易です。
難点:欠けやすいです。(実家の洗面シンクで経験済みです。(^^;;)

製品:American Standard社のホーローエナメルシンクに採用されています。

《鋳物ホーロー》
溶かした金属を鋳型の空間に流し込んでつくったものを鋳物といい、
鋳物ホーローは、厚み10~16mmの鋳物成形後、それにパウダー状の釉薬をふり掛けて焼き付けたものです。

利点:頑丈で高級感があります。
難点:重い(管理人が購入したKohler社のホーロー製シンク「Entree」は約52kgです。)ため、運搬が大変で施工がしにくいです。

製品:Kohler社のホーローシンクに採用されています。