【防蟻】柿渋塗り

化学薬品以外のもので、比較的簡単に作業できると考えて選んだ柿渋ではありましたが、
けっこう大変でした。


防蟻剤として使うのなら、べんがらを混ぜた方が良いと聞きましたので、
希釈しない原液の柿渋 1リットルに対し、べんがら500グラムを混ぜて使いました。

べんがらは酸化第二鉄を主成分とする安全な無機顔料とのことで、
柿渋と混合して使用すると、ホルムアルデヒド等有害物質の吸着・除去、 防水・防虫・防腐作用があると聞いています。

べんがら

天然素材を中心とした家づくりの「無添加住宅」さんでも、柿渋を防蟻剤として使っているそうですが、そちらでは柿渋にお塩を混ぜておられるそうです。

写真は、使いさしのべんがらで、色はブラウンだったと思います。
塗ると下の写真のような色になります。(写真ではわかりにくいですが。)

内部の柱を含め、高さ1mくらいまで、全ての木部に塗装しました。

べんがら

ただ、うちの場合、外壁が塗り壁ですので、「あらし」と呼ばれるラス下地を貼っています。
今回うちのあらしは、厚さ11mm、幅88mmの杉板を15mm程度の間隔を開け打っています。

そのあらしの4面ともに塗装するのに、15mmの隙間に刷毛をつっこんで側面を含め1枚1枚塗らなければならなかったので、手間がかかりました。

また、購入した柿渋は、かなりキツい臭いがしました。
当時はいきおいでそれなりに楽しんで作業しましたが、今もう一度やるとなると少し考えます。
1日作業すると、作業した本人でさえ、自分がとても臭く感じました。(^^;;)

製品としては、マイルドタイプのものや、「無臭柿渋」というものも販売されていますので、
臭いがご心配な方は、そちらを購入された方がいいと思います。

多くの効能がある柿渋ではありますが、全ての方に全く問題がない訳ではないと思います。
最近では、植物に対するアレルギーを持っていらっしゃる方、そしてそのことにご自分で気付いていらっしゃらない方が少なくない、と聞きます。

もし、少しでも懸念がおありになるのでしたら、ぜひ事前に専門家にご相談なさることをお薦めします。