セルフビルドや分離発注をする場合、
住宅ローンの承認というのは、ひとつのハードルになる場合があります。
1.民間の銀行の場合
最近は、銀行も保証会社も、住宅ローンの目的外使用に大変厳しいです。
住宅ローンで借りた全額を間違いなく、自宅建築に使用するという証明が必要とされます。
通常、その証明となるのは、契約書ですね。
管理人TakとMilleが最初組んだローンの銀行の担当者に、Takが聞いたところ、
「分離発注であっても、契約書さえキチンとそろっていれば、問題ありません。」
という回答でした。
という回答ではあったのですが、
ということは、つまり、分離発注の場合だと、ローン申込みの前に、
それぞれの業者さんと契約を結ばなければならないことになります。
セルフビルドだと、部材の発注書と受注書ということになるでしょうか。
(発注書と受注書で、契約書の代替として認められるのかは未確認ですが。)
実際の話、これって、ものすごく大変だと思います。
もしも、土地の代金決済にも住宅ローンを使うとしたら、さらに大変なことになります。
鎌倉設計工房さんのウェブサイトに、CMによって家を建てられた方の体験記が
掲載されています。
管理人たちの場合も、Takが参加させて頂いているヨットクラブの建築士さんや大工さんに、
大変お骨折りを頂きました。
また、分離発注を理解できない銀行員が少なくない、通常と違う手続きを銀行は嫌がる、
という話も聞きました。
マイナーであるが故の問題ですね。
住宅ローンに関して、もう少し書くことができればと思います。